2001 年 12 月 1 日リリース
Copyright 1997-2001, Theo de Raadt.
ISBN 0-9683637-8-4
3.0 Song: "E-Railed (OpenBSD Mix)"
What's New
インストール
ports ツリーの使い方
CD セットの注文
注: 著作権やクレジット類はすべて、 それぞれのファイルソースに入っています。これは src.tar.gz、srcsys.tar.gz、XF4.tar.gz あるいは ports.tar.gz 経由で取得したファイルに含まれています。ports.tar.gz ファイルから package を作成するのに使用したディストリビューションファイルは、空きがありませんので、 CDROM には含まれていません。
これは OpenBSD 3.0 に含まれた新機能やシステムの部分的な一覧です。 より完全な一覧を見るには、3.0 に至るまでの changelog を ご覧ください。
以下は、 色々あるインストール手段の中で、 CDROM セットを買うとついてくる、紙に印刷された指示書です。 ftp (あるいはその他) でのインストール方法もほとんど同じです。 ここでは CDROM 版の指示をそのまま記述しました。 いかがでしょう、CDROM を買えばこんなに楽なのです。
OpenBSD の経験がある人のための、簡単なインストーラ情報と、新しい "disklabel -E" コマンドの説明です。OpenBSD をインストールするのに皆目見当 がつかない人は、上に挙げた関連の INSTALL.* ファイルを参照してください !
CD から起動できるよう、BIOS のオプションを操作してください。OpenBSD/i386 のリリースは CD1 にあります。もし、BIOS が CD からのブートをサポートしていなければ、ブートフロッピーを作成して、そこからインストールする必要があります。ブートフロッピーを作成するには、CD1:3.0/i386/floppy30.fs をフロッピーに書き込み、それを使用してブートしてください。
より多くの scsi 機器のサポートを得たいなら、CD1:3.0/i386/floppyB30.fs を、 また、ラップトップのためのより良いサポートを得たいなら、CD1:3.0/i386/floppyC30.fs を代わりに使用します。
OpenBSD を他の OS とのデュアルブートで使用する場合、必ず INSTALL.i386 ドキュメントをお読みください。
もし、MS-DOS 上でブートフロッピーを作成する場合は、"rawrite" ユーティリティを使用します。これは、CD:/3.0/tools/rawrite.exe にあります。また、Unix OS 上でブートフロッピーを作成する場合は、dd(1) を使用します。dd(1) の使用例を以下に示します。ここで、デバイスとは、"floppy" や "rfd0c"、"rfd0a" などのことです。
# dd if=<file> of=/dev/<device> bs=32k
正しくフォーマットされた、不良ブロックのない完全なフロッピーを使用しないと、インストールは失敗します。ブートフロッピーの作成方法や OpenBSD/i386 のインストールについてのより詳しい情報は、FAQ4.1 を参照してください。
SRM プロンプトのところで、boot -fi 3.0/alpha/bsd.rd dka6 と入力してください。 ここで、dka6 とは、CDROM ドライブの短縮名です (これは、show dev で確認できます)
もし、CDROM から起動できなければ、CD1:3.0/alpha/floppy30.fs か CD1:3.0/alpha/floppyB30.fs (これはマシンに依存します) をフロッピーに書き込み、 boot dva0 と入力します。より詳しくは INSTALL.alpha を参照してください。
正しくフォーマットされた、不良ブロックのない完全なフロッピーを使用しないと、インストールは失敗します。
CD2 を CDROM ドライブに入れて、C キーを押しながらマシンの電源を入れ、 OpenBSD/macppc boot が表示されるまで C キーを押し続けます。
代わりに、オープンファームウェアのプロンプトのところで、 boot cd:,ofwboot /3.0/macppc/bsd.rd と入力してもよいでしょう。
3.0 リリースの CD には製造ミスがあったので、 boot cd:,OFWBOOT /3.0/macppc/bsd.rd のように変更したコマンドを使うべきだろう。 このコマンドは, iMac (Rev A 〜 Rev C) など、古い目のNew World ROMベースのシステムでは 動かないかも知れず、これらのマシンでは ofwboot と /3.0/macppc/bsd.rd とを、ハードディスクの最初の HFS パーティションにコピーする必要があろう。 そして、boot hd:,OFWBOOT /bsd.rd としてブートして欲しい。
CD2 を CDROM ドライブに入れて、電源投入後の自己診断の間、スペースバーを 押し続けます。そして SYS_CDBOOT 相当の起動方法を選択してください。
代わりに、INSTALL.hp300 の指示にしたがって、ネットワークから起動することも できます。
INSTALL.amiga の準備セクションにしたがって、BSD パーティションを作成します。 AmigaOS で、CD2 を CD0: にマウントしてください。そして CLI コマンド "CD0:3.0/amiga/utils/loadbsd CD0:3.0/amiga/bsd.rd" を実行します。
普通に MacOS を起動して、しかるべき A/UX の設定でディスクにパーティションを 作成してください。そして、Mac 側のユーティリティを CD2:3.0/mac68k/utils から ハードディスクに展開します。Mkfs を実行して、いま作成した A/UX パーティションに ファイルシステムを作成してください。そして、BSD/Mac68k インストーラを使用して、 CD2:3.0/mac68k/ の全セットをパーティションに移します。最後に、 BSD/Mac68k Booter に、カーネルの位置を設定して、 システムを起動してください。
起動可能なインストールテープを作成するか、ネットワークから起動できます。
ネットワークからの起動では、NIOT と NBO デバッガコマンドを
サポートする MVME68K BUG バージョンが必要となります。より詳しくは、
INSTALL.mvme68k にしたがってください。
INSTALL.vax の記述にしたがって、mopbooting でネットワークから起動してください。
OpenBSD/sparc の 3.0 リリースは CD3 に入っています。この CD から起動するには、ROM のバージョンに応じて、以下のふたつのコマンドのうちどちらかが使えるはずです。
> boot cdrom 3.0/sparc/bsd.rd or > b sd(0,6,0)3.0/sparc/bsd.rd
CD ドライブのない sparc なら、代わりに "CD3:3.0/sparc/floppy30.fs" をフロッピーに書き込み、フロッピーで起動できます。詳しくは FAQ4.1 を参照してください。フロッピーから起動するには ROM のバージョンに応じて、以下のふたつのコマンドのうちどちらかが使えるはずです。
> boot floppy or > boot fd()
正しくフォーマットされた、不良ブロックのない完全なフロッピーを使用しないと、インストールは失敗します。
もし、フロッピーも CD もなければ、INSTALL.sparc ファイルに 書かれているように、起動可能なテープか、ネットワーク経由で インストールすることもできます。
CD3 を CDROM ドライブに入れて、後は boot cdrom と打つだけ。
もし、これで動かなかったら、あるいは CDROM ドライブが無かったら、代わりに
CD3:3.0/sparc64/floppy30.fs をフロッピーに書き込んで、
boot floppy として、フロッピーで起動できる。
きちんとフォーマットされた不良ブロックなしのフロッピーを使わないと、
ドツボよーん。
また、CD3:3.0/sparc64/miniroot30.fs をディスクのスワップパーティションに 書き込んで、boot disk:b として、そこから起動することもできる。
もし、どの方法でもダメなら、INSTALL.sparc64 ファイルに 書いてあるように、ネットワークから起動することもできる。
src.tar.gz は /usr/src から始まるソースのアーカイブです。 このファイルには、カーネルソース以外の必要なものがすべて 入っています。その展開は次のように行います。
# mkdir -p /usr/src # cd /usr/src # tar xvfz /tmp/src.tar.gz
srcsys.tar.gz は /usr/src/sys から始まるソースのアーカイブです。 このファイルには、カーネル再構築に必要なカーネルソースがすべて 入っています。その展開は次のように行います。
# mkdir -p /usr/src/sys # cd /usr/src # tar xvfz /tmp/srcsys.tar.gz
これらのツリーはどちらも普通に CVS からチェックアウトしたものです。 このツリーを使用することで、 http://www.OpenBSD.org/anoncvs.html に記述された anoncvs サーバから CVS の先端を取得することもできます。 また、これらのファイルを使用することで、完全な OpenBSD ソースツリーをチェックアウト するのに、ゼロから行うよりはるかに高速に、最初の CVS アップデートができます。
ports ツリーのアーカイブも提供されています。これを展開するには次のようにしてください。
# cd /usr # tar xvfz /tmp/ports.tar.gz # cd ports
ports/ サブディレクトリは、OpenBSD の ports ツリーをチェックアウトしたものです。 もし、ports についてまったく知らない人は http://www.OpenBSD.org/ports.html をお読みください。このテキストは、 ports の使い方のマニュアルではありません。むしろ、OpenBSD の ports システムの クイックスタートガイドと考えてください。
確かに、OpenBSD ports システムは完璧なものではありませんし、いつか完璧になるかどうか さえ疑問です。しかし、ものすごい勢いで成長しており、より安定性を増してきています。 このリリースで提供されている、ほとんどすべての ports は、ほとんどのアーキテクチャ上で 問題なく構築できるはずです (たとえば、i386 では 1200 以上のパッケージがあります)。
ports/ ディレクトリ構成は CVS (これについて詳しくなければ、 cvs(1) の man ページを参照してください) の ports のチェックアウトの 形式になっています。完全なソースツリーの場合と同様、ports ツリーも anoncvs で提供されています。ですので、これを -current に保つには、ports/ ツリーを読み書きの可能なメディア上に 作成して、次のようなコマンドでツリーを更新してください。
# cd [portsdir]/; cvs -d anoncvsserver.openbsd.org:/cvs update -Pd -rOPENBSD_3_0
[もちろん、上記の例のローカルのディレクトリとサーバ名は、 ご自分の ports ツリーの位置と最寄りの anoncvs サーバに 置き換えてください。]
かなりの ports が packages として ftp で取得可能であることに注意してください。 3.0 リリース用に更新された packages は問題が解決すれば配布を開始する予定です。
もし、追加してほしい ports があるとか、お手伝いをしたいとか、あるいはより 詳しく知りたい場合には、ports@openbsd.org メーリングリストがぴったりの場所 でしょう。